『名探偵コナン』とは、青山剛昌(あおやまごうしょう)さんによって描かれる推理漫画作品です。
『週刊少年サンデー』で1994年から連載開始。
1996年から放送されたアニメは現在も続いており、放送期間は20年を突破しました。
そのほかにも多数のメディアミックス作品が存在し、『名探偵コナン』シリーズとしてまとめられています。
黒の組織が所持していた薬によって子供にされてしまった高校生探偵・工藤新一が、江戸川コナンとして友人たちや新一の事情を知る人たちと協力しながら数々の事件を解決していきます。
推理シーンだけではなく、新一と幼馴染・毛利蘭(もうりらん)の恋愛模様や阿笠博士(あがさひろし)の発明品を使ったアクションシーンなども見どころです。
『名探偵コナン』の赤井秀一はどんな人物?気になる情報まとめ

『名探偵コナン』に登場し、瞬く間に人気キャラとなったFBI捜査官・赤井秀一(あかいしゅういち)。主人公である江戸川コナンと関わることの多い存在であり、謎多き人物でもあります。今回は赤井秀一のプロフィールや家族構成、コナンとの関係性などをまとめてみました。
【目次】
赤井秀一が登場する『名探偵コナン』とは?
『名探偵コナン』に登場する赤井秀一とは?
赤井秀一は、『名探偵コナン』に登場する凄腕のFBI捜査官です。
初登場回は原作29巻「謎めいた乗客」。アニメでは230話から、同エピソードで登場しました。
年齢は32歳で、左利き。
現在の国籍はアメリカで、日本人の父とイギリス人の母がいます。
そのほか身長や体重などは公開されていませんが、作者である青山先生の発言などから「180cm以上はあるのではないか」とファンの間で考察されています。
口数が少なく、クールな性格のミステリアスな人物です。
高い身体能力や推理力を持っており、スナイパーとしての実力もかなりのもので、黒の組織にはその手腕を警戒され、「銀の弾丸(シルバー・ブレット)」の異名で恐れられています。
時にFBI捜査官、時に沖矢昴(おきやすばる)という名の大学院生、そしてかつては諸星大(もろぼしだい)という名で黒の組織へ潜入していたことがあるなど、作中の時間経過とともに様々な姿となって活躍しています。
『名探偵コナン』赤井秀一を担当する声優は?
赤井秀一の声優を担当しているのは、『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブル役や『ONE PIECE』のシャンクス役でおなじみの池田秀一(いけだしゅういち)さんです。
落ち着いた低い声音で、赤井秀一の大人でミステリアスな雰囲気をより引き出しています。
もともと赤井秀一という名前は池田秀一さんが由来であり、赤井は『機動戦士ガンダム』のシャアを示す「赤い彗星」から、秀一は池田秀一さんの名前を使ったという話はファンの間でも有名です。
黒の組織への潜入時に名乗っている諸星大という名前も、シャアの本名であるキャスバル・レム・ダイクンからとっているとされています。
『名探偵コナン』赤井秀一の家族は?
劇場版名探偵コナン第24弾のタイトル決定‼️
— 劇場版名探偵コナン【公式】 (@conan_movie) December 4, 2019
????『名探偵コナン #緋色の弾丸 』
2020年4月17日(金)公開!#赤井ファミリー が集結したポスターも発表されました!
そして、明日5日(木)10時に、特報映像を解禁✨お楽しみに????
▶︎ https://t.co/0GceFyeQI7 pic.twitter.com/pBN93UpHpI
『名探偵コナン』には赤井秀一の家族も登場しています。
父の赤井務武(あかいつとむ)、母のメアリー・世良 (メアリー・せら)。
弟の羽田秀吉(はねだしゅうきち)、妹の世良真純(せらますみ)の4名です。
赤井秀一は長男で、父が消息不明になった事件の真相を追うためにFBIに入ることを決めたという経緯を持っています。
2020年4月に公開予定の映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』のメインビジュアルには赤井秀一をはじめとする赤井一家の面々が大きく描かれ、青山先生が描いたイラストには「一家、集結」と文字が掲げられています。赤井一家の活躍と新たな情報が期待できますね。
『名探偵コナン』赤井秀一とコナンの関係は?
『名探偵コナン』といえば、やはり主人公・コナンとの関係性は気になるところです。
コナンは初め、正体不明の男であった赤井秀一を警戒していました。
赤井の初登場から時間をかけ、コナンは赤井の正体がFBI捜査官であることを知ります。
赤井秀一とコナン、そしてFBIと黒の組織が大きく関わることになるエピソードである「赤と黒のクラッシュ」などを経て、お互いに黒の組織を敵とする者同士として、時には力を合わせて事件を解決に導く協力関係になっています。
『名探偵コナン』赤井秀一と安室透の関係は?
安室透(あむろとおる)は、コナンと同様に赤井秀一と関係性の深い人物です。
表向きは私立探偵として活動する安室透ですが、実際は降谷零(ふるやれい)という名前の、黒の組織に潜入中の公安警察官です。
赤井が黒の組織に潜入していたころから顔を合わせており、ライバル関係にありました。
ある出来事によって安室とともに潜入していた同僚が死亡。その原因が赤井であると安室は考えており、このことがきっかけで赤井をひどく恨んでいます。
実際は安室の赤井への恨みは誤解から起こってしまっていることなのですが、赤井は真実を安室に伝えることはせず、現在まで二人の因縁は続いています。
『名探偵コナン』赤井秀一は死亡している?
赤井秀一に関わっている『名探偵コナン』の登場人物の一部には、「赤井秀一は死亡している」と思われています。
赤井の死亡に関するエピソードは「赤と黒のクラッシュ」というタイトルでまとめられ、黒の組織のメンバーである「キール」こと水無怜奈(みずなしれな)を巡り、FBIと組織が対決する長編で描かれています。
黒の組織からFBIのスパイであることを疑われた水無は、「赤井秀一の暗殺」を命じられます。
水無は来葉峠に赤井を呼び出し、胸部と頭部に銃弾を撃ち込み、殺害。車も爆破され、後に炎上した車と焼死体が発見されました。
その後、焼死体と赤井の指紋が一致したことから、赤井秀一は死亡したと判断されました。
しかし事実は違っており、赤井はあらかじめコナンと協力し、自身の死亡を偽装。
以降は大学院生の沖矢昇として工藤邸に身を隠し、現在も生存しています。
赤井秀一というキャラクターは、コナンと黒の組織、そしてその周囲のキャラクター達にとっても重要な役割を担っていくことになると考えられます。新作の映画や原作での活躍など、今後も彼の行動や物語の展開から目が離せません。赤井秀一や『名探偵コナン』の情報が気になる方は、原作の漫画やアニメ、公式サイトなどをぜひチェックしてみましょう。また、かっこいいと人気の赤井秀一には名言も数々あります。どんな名言を残したのかあわせて確認してみてください。