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『七つの大罪』メンバーの罪とは?それぞれの罪状もチェック!

アニメも大好評の漫画『七つの大罪』。物語の中心であるキャラクターたちは、それぞれが別の罪を抱えています。今回は、『七つの大罪』の主要キャラクターたちが抱える罪やその罪状をまとめてご紹介します!

『七つの大罪』とは?

『七つの大罪』とは、鈴木央(すずきなかば)さんによって描かれる冒険ファンタジー漫画です。
2011年に『週刊少年マガジン』に読切漫画が掲載され、2012年から連載が開始されました。

ブリタニア一の大国であるリオネス王国の王女・エリザベスは、荒れ果てた聖騎士たちの暴走を止めるため、とある事件をきっかけに指名手配されている騎士団『七つの大罪』を探します。
あてもない旅の中、移動酒場「豚の帽子亭」に辿り着いたエリザベスは、そこで酒場の主人である少年・メリオダスと出会い……。

人と人ならざる種族の世界が分かたれていなかった時代のブリタニアを舞台に、7人の大罪人で編成された騎士団「七つの大罪」が関わっていくさまざまな戦いの物語が描かれます。

『七つの大罪』は2014年にアニメ化。その後、2016年に全4話のオリジナルアニメが放送されました。
以降もアニメシリーズは続き、2018年に本編の第2期、2019年に第3期が放送。
そのほか、劇場版やゲーム化、舞台化など多くのメディアミックスが行われています。

それでは、『七つの大罪』の団員たちが抱える罪の種類や読み方、それぞれの罪状などを見ていきましょう。

『七つの大罪』のメンバー【1】メリオダス

「憤怒の罪(ドラゴン・シン)」のメリオダス。
声優は梶裕貴(かじゆうき)さんが担当。左腕の二の腕に印となる龍の刺青を持っています。

騎士団「七つの大罪」の団長で、明るく飄々とした性格。
基本的にどんな状況でも動じず、経歴や種族などで相手を差別することなく接するため、団員からの信頼も厚い人物です。

罪状は「16年前、憤怒に我を忘れてダナフォール王国を消滅させた」こと。
当時ダナフォール王国で聖騎士長を務めていたメリオダスですが、魔神との交戦時に恋人を失い、その怒りのままに暴走してしまいました。しかし、あくまでもそう噂されているだけであり、実際には罰は下されていません。

『七つの大罪』のメンバー【2】ディアンヌ

「嫉妬の罪(サーペント・シン)」のディアンヌ。
声優は悠木碧(ゆうきあおい)さんが担当。左足の太ももに印となる蛇の刺青を持っています。

一人称が「ボク」の、明るく元気な巨人族の少女。
団の中でも一、二を争う怪力を誇りますが、照れたりすると髪の毛で顔を隠す仕草をするなどの可愛らしい一面も見せてくれます。

罪状は「力への嫉妬から王国の友兵マトローナを毒殺し、さらに口封じのために王国騎士330名を惨殺した」こと。
真相は、協力要請を受けてマトローナとともに駆け付けた先で、手柄を狙った聖騎士たちに嵌められて濡れ衣を着せられてしまったというもの。斬首刑が言い渡されましたが、王の勅命によりメリオダスが身柄を引き取ることで刑罰を免れました。

『七つの大罪』のメンバー【3】バン

「強欲の罪(フォックス・シン)」のバン。
声優は鈴木達央(すずきたつひさ)さんが担当。左の脇腹に印となる狐の刺青を持っています。

「不死身の(アンデッド)バン」の異名でも知られる不死の青年。
楽天的な性格で、ノリの軽い言動が多い人物です。以前は盗賊であったためか手癖も悪いのですが、感性は意外とまともである様子。

罪状は「己の強欲のために、王国と友好関係にあった妖精王の森を破壊。「生命の泉」を我が物とし、聖女を殺害した」こと。
真相は、「生命の泉」を求めて妖精王の森に侵入し、そこで出会った少女・エレインと親しくなっていくも、魔神族の襲撃時に自身を庇った彼女に「生命の泉」を飲まされて不老不死になったというもの。自ら死罪を望み出頭しましたが、死ぬことができなかったために投獄されました。

『七つの大罪』のメンバー【4】キング

「怠惰の罪(グリズリー・シン)」のキング。本名はハーレクイン。
声優は福山潤(ふくやまじゅん)さんが担当。左のふくらはぎに印となる熊の刺青を持っています。

小柄な少年と丸々と太った男性という2つの姿を持つ、妖精族の王。
団員の中では比較的常識人なポジション。魔神族が関連する事件から他の団員との衝突が起きるも、後に和解していきます。

罪状は「一人の妖精による人間の虐殺という凶行を見過ごしてしまった妖精王としての怠惰」。
約700年前、人間によって記憶喪失となってしまったキングは、記憶を取り戻した際に同族であるヘルブラムが人間を500年に渡って殺し続けていたことを知ります。ヘルブラムの凶行を止めるために彼を討った後、それまでの責を負う形で投獄されることとなりました。

『七つの大罪』のメンバー【5】ゴウセル

「色欲の罪(ゴート・シン)」のゴウセル。
声優は高木裕平(たかぎゆうへい)さんが担当。右胸に印となる羊の刺青を持っています。

眼鏡をかけた中性的な容姿の青年。
感情が読めない無機質な口調が特徴で、心を読ませず、本人も空気が読めないという不思議な人物です。

罪状は「色欲から王女を誘惑・姦淫し、あげく残虐な手口で殺害した」こと。
真相は、病に侵されていた当時のリオネス王国の王女・ナージャの願いを叶えるために彼女と愛し合い、静かに息を引き取った彼女の蘇生を願って胸を切り開き、自身の「魔法の心臓」を移植しようとしたことによるもの。外伝にて火刑の判決が下されています。

『七つの大罪』のメンバー【6】マーリン

「暴食の罪(ボア・シン)」のマーリン。
声優は坂本真綾(さかもとまあや)さんが担当。首の左側に印となる豚の刺青を持っています。

常に余裕のある笑みを浮かべている蠱惑的な美女。
ブリタニア随一の魔術師で、その実力は敵味方を問わず「反則」だと称されるほど。

罪状はいまだ明かされておらず、団員の中でも謎多き人物です。

『七つの大罪』のメンバー【7】エスカノール

「傲慢の罪(ライオン・シン)」のエスカノール。
声優は杉田智和(すぎたともかず)さんが担当。背中に印となる獅子の刺青を持っています。

口髭を生やした、大人しく細身な男性。
朝から昼になっていくにつれて力が増し体つきもたくましく変化する特異な力があり、変化に合わせて性格も気弱から傲慢へと変わっていきます。

罪状は「己の力への傲慢から、王国周辺の町や集落で民に恐怖を与え、現場に駆けつけた聖騎士にも過剰な暴行を加えた」こと。
昼の姿で民を怖がらせ、国王陛下や他の聖騎士にも傲慢な態度を取ってしまった一連の行動によるもの。外伝にて鞭打ち1,000回および磔刑の判決が下されています。

『七つの大罪』の罪が重い順は?

漫画『七つの大罪』は、キリスト教のカトリック用語にある「七つの大罪」を元にしていると思われます。人間を罪に導く可能性のある7つの欲望や感情を示しており、それぞれには対応する悪魔も存在しています。

キリスト教においての「七つの大罪」は、罪が重い順から並べると「嫉妬」「傲慢」「怠惰」「憤怒」「強欲」「色欲」「暴食」となっています。

では、この順番は『七つの大罪』メンバーの強さなどには関係しているのでしょうか?

作中で強さの目安となっている「闘級」とともにメンバーを並べてみると、ディアンヌ「8000」、エスカノール「15~測定不能」、キング「41600」、メリオダス「60000」、バン「3220」、ゴウセル「35400」、マーリン「4710」という順番になります。

闘級の数値はバラバラで、元の罪の重さと作中の強さに関係はないと判断できます。
物語の今後の展開で、『七つの大罪』メンバーの罪の重さや意味が明かされる可能性もあるかもしれませんね。


いかがだったでしょうか?正しく罪を背負うものやそうではないもの、いまだ謎多きものなど、『七つの大罪』メンバーはそれぞれに違った魅力がありますね。彼らや『七つの大罪』をもっと詳しく知りたいという方は、原作はもちろん、アニメ公式サイトやTwitterなどをチェックしてみることをおすすめします。