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ポケモンの都市伝説って?初代から現在まで語り継がれる内容とは

最新作が発売され、話題の尽きない『ポケットモンスター(ポケモン)』。そんなポケモンには、数々の都市伝説があることはご存じでしょうか?今回は、有名なポケモンの都市伝説をいくつかご紹介します。

ポケモンとは?

『ポケットモンスター』縮めて「ポケモン」とは、ゲームフリークが開発し、1996年に任天堂から発売されたゲームソフトシリーズの総称です。

現在は発売元が株式会社ポケモンに変更され、2019年に「剣盾」こと最新作『ポケットモンスター ソード・シールド』が発売されました。

ポケモンのアニメは、1997年に放送を開始。
「ポケモンマスター」を目指す主人公・サトシと相棒のポケモン・ピカチュウの旅路を描きます。
旅の先で出会うキャラクターや新たなポケモンたち、そして悪事を働くロケット団など多くのキャラクターが登場し、子供だけではなく大人も楽しめる人気アニメシリーズです。

今回は、考察をはじめ、漫画や動画なども投稿されるほどファンの間で噂になっている、ポケモンの都市伝説の数々をご紹介します。
ゲーム本編に関係するものやちょっと怖いものまで、余すところなくお楽しみください!

『ポケットモンスター』公式サイト

ポケモンの都市伝説【1】ライバルのラッタは死んだ?

『ポケットモンスター赤・緑』のライバルに関する都市伝説です。

旅の先々でバトルを挑んでくるライバルですが、序盤の手持ちポケモンにはラッタが入っています。しかし、サントアンヌ号でのバトル以降、ライバルの手持ちから姿を消してしまうのです。

次にバトルをするのはポケモンタワーというところで、ここは死んだポケモンを供養する場所があり、ポケモンのお墓がたくさん集まっている塔でした。

ここでライバルと遭遇した主人公に対し、ライバルが「おまえの ポケモン しんだのか?」と声をかけてくることからこの都市伝説が生まれました。

後に、公式サイトのひとつ「ポケモンだいすきクラブ」内のコーナーにてラッタ死亡の信憑性が増すような発言が公開されました。

ポケモンの都市伝説【2】バタフリーとモルフォンの進化先は逆だった?

ポケモンに関する都市伝説です。

モルフォンの進化前であるコンパンがバタフリーと似ていること、バタフリーの進化前であるキャタピーとトランセルがどちらかというとモルフォンに似ていることからこの都市伝説が生まれました。

現在の進化はプログラム時点でのミスであり、本来はコンパンはバタフリーに、キャタピーはトランセルからモルフォンに、という進化先だったのではないか?
もしくはコンパンからバタフリーへの進化が没となり、後に別案としてキャタピーとトランセルが用意されたのではないか?と言われています。

ポケモンの都市伝説【3】パラセクトの本体は背中のキノコ?

ポケモンに関する都市伝説です。

進化前のパラスは可愛らしい小さなキノコと大きな黒目が特徴でしたが、進化をしたパラセクトは大きなキノコを背負い白目になっていることからこの都市伝説が生まれました。

なお、歴代シリーズの図鑑によっては「本体はキノコに乗っ取られ、キノコが操っている」と受け取れるような文章もあるため、都市伝説というよりは公式設定として現在は広まっています。

ポケモンの都市伝説【4】モンジャラの正体は人間?

ポケモンに関する都市伝説です。

都市伝説に関係するモンジャラは、初代ポケモンのマサラタウンの南にある21番水道に出現します。
柵があるため、21番水道へ向かうには「なみのり」を覚えているポケモンが必要になりますが、昔は柵がなく、マサラタウンの子供たちが遊びに行くような場所であったとされています。

そんなかつての21番水道で遊んでいた女の子が川へ転落し、川の中にあったツルが絡まって死亡。
後にツルと一体化することで、モンジャラというポケモンになったのではないか?という噂からこの都市伝説が生まれました。

事実は明らかになっていませんが、モンジャラの印象的な赤い靴がこの都市伝説の信憑性を高めているのかもしれませんね。

ポケモンの都市伝説【5】レジ系ポケモンは戦争に関係している?

ポケモンに関する都市伝説です。

『ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド』で登場したレジアイス、レジスチル、レジロック、レジギガスの4体のことをレジ系と呼び、それぞれのタイプに対応した見た目と顔にあたるような位置にある点字が特徴的なポケモンです。

古代人によって封印されていたとされるレジ系ですが、そもそもなぜ封印されていたのかなどの設定が謎に包まれているため、深く知ろうとした多くのファンの考察によってこの都市伝説が生まれました。

軍事用語で「レジ」は「犠牲者」を意味する、レジギガスを除いた3体が封印されていた場所、レジ系が覚える技、点字の意味などからその根拠が挙げられ、現在でも議論が交わされています。

ポケモンの都市伝説【6】ゲンガーはピクシーが憑りつかれた姿?

ポケモンに関する都市伝説です。

ゲンガーの正体は、ゲンガーの進化前であるゴーストがピクシーに憑りついた姿なのではないか、と噂されています。

ピクシーとゴーストの体重を合計がゲンガーの体重と同じ数値になること、ゲンガーとピクシーのシルエットが似ていることからこの都市伝説が生まれました。

ゴーストやゲンガーは幽霊がモデルのゴーストタイプということもあり、意外と事実である可能性が高い都市伝説かもしれませんね。

ポケモンの都市伝説【7】エリカはロケット団と関わりがある?

『ポケットモンスター赤・緑』のジムリーダーに関する都市伝説です。

各地にあるジムでジムリーダーと戦い、それぞれのバッジを集めることでストーリーが進むポケモンの世界でタマムシシティのジムリーダーを務めるエリカは、和服を着たおしとやかなお嬢様です。

そんなエリカがロケット団と関わっているとされる根拠として、ジムリーダーは担当する町の治安維持も任されている職業であり、悪事を働くロケット団を野放しにはせずに対策をとるジムリーダーがいる中で、エリカはロケット団を放置していたこと。
そもそもエリカが担当しているタマムシシティの地下にロケット団のアジトがあり、そのことにエリカが触れないこと。

以上の2点が主に挙げられ、この都市伝説が生まれました。
そのほか、エリカが使う草ポケモンはロケット団の使う毒ポケモンの要素も含まれていることなど、さまざまな憶測がファンの間で飛び交っています。

ポケモンの都市伝説【8】ポケモントレーナーを諦めた人の末路とは?

ポケモントレーナーに関する都市伝説です。

アニメのポケモンでは10歳にならないとポケモンを持てず、多くの少年少女が10歳になって晴れてポケモントレーナーとしての道を歩み出し、ポケモンリーグを目指します。

しかし、ポケモンリーグを勝ち抜けるポケモントレーナーは一握りであり、敗北し挫折したポケモントレーナーたちの行く末はほとんど明かされないため、この都市伝説が生まれました。
現実的に考えるならポケモントレーナーは学校に通っているはずの年齢であるため、就職などのリアリティある行く末を辿ることになるのだろうと考察されています。

ポケモンという夢のある物語の裏側には、多くの涙が隠されているのかもしれませんね。


ポケモンで噂される都市伝説はいかがだったでしょうか?今回ご紹介できなかった中にも、前作の『ポケットモンスター サン・ムーン』から生まれた都市伝説なども存在していますので、いずれは最新作でも面白い新たな都市伝説が生まれるかもしれませんね。他のポケモンの都市伝説が気になった方は、ぜひいろいろ調べてみてください。そして、最新作の舞台・ガラル地方でも新たな都市伝説を探してみましょう!