京都アニメーション(京アニ)とは、1985年に設立された日本のアニメーション制作会社です。
主にテレビアニメや劇場版アニメを元請けで制作しており、他社作品への制作協力や出版事業、グッズの企画・展開なども積極的に行っています。
アニメーター陣による可愛らしいキャラクター作画と美しい画面描写が大人気を博し、その作品の数々は「京アニ作品」として多くのファンに深く愛されています。
京アニショップなどもあるため、京アニ作品のグッズなどを気軽に購入することが可能です。
それでは、そんな京アニのおすすめ作品をいくつかご紹介します!
見ておくべき京アニ作品8選!『らき☆すた』『Free!』など

美しい色彩や可愛らしいキャラクター作画などが人気の京都アニメーション(京アニ)。これまでに数々の人気作品を生み出していますよね。今回は、京アニがこれまでに制作してきた中からおすすめしたい作品をご紹介します。ぜひ京アニ作品を視聴する際の参考にしてくださいね。
【目次】
京アニとは?
おすすめの京アニ作品【1】『日常』
『日常』は『月刊少年エース』などで連載された漫画作品で、京アニによって2011年にアニメ化されました。
県立時定高校を舞台の中心に、突拍子もないシュールで不条理な「日常」の数々が描かれています。
原作がギャグ漫画ということもあり、相生祐子(ゆっこ)や長野原みお(みお)などの個性あふれるキャラクターのほとんどが奇想天外で驚きの言動を繰り返し、たびたび生み出される珍名言や物語の疾走感は見る人を引き込んでいきます。
おすすめの京アニ作品【2】『らき☆すた』
『らき☆すた』は『コンプティーク』などで連載された漫画作品で、京アニによって2007年にアニメ化。2008年にはOVAも発売されました。
オタクの女子高生・泉こなた(いずみこなた)とその友人たちが送る、まったりとした日々の様子が描かれています。
4コマ漫画をもとにしているため、さまざまなショートエピソードやアニメオリジナルエピソードを気軽に楽しむことができます。物語のキャラクターたちとともに披露される、何度見ても飽きないOPテーマにも注目です。
おすすめの京アニ作品【3】『涼宮ハルヒの憂鬱』
『涼宮ハルヒの憂鬱』は「角川書店」などから発売された小説作品で、京アニによって2006年にアニメ化。2009年には第2期が放送されました。
宇宙人や異世界人に強い興味を持つ女子高生・涼宮ハルヒ(すずみやハルヒ)とその仲間たちの部活動の様子が描かれています。
普通の男子高生・キョンをはじめとする部員メンバーたちが、ハルヒが持ち込んでくる数々の行事に振り回されながらも楽しんでいる様子が魅力。8話連続でほぼ同じストーリーをシーンの使い回しをせずにすべて違う角度で描いた「エンドレスエイト」は必見です。
おすすめの京アニ作品【4】『けいおん!』
『けいおん!』は『まんがタイムきらら』で連載された漫画作品で、京アニによって2009年にアニメ化。2010年に第2期が放送され、2011年には劇場版も公開されました。
私立桜が丘女子高等学校を舞台に、軽音部を盛り上げるべくのんびり頑張る女子高生たちの様子が描かれています。
平沢唯(ひらさわゆい)をはじめとする軽音部の面々がのびのびと部活動を頑張る姿は可愛らしく、とても癒されます。劇中やOP・EDなどで披露される楽曲の数々は当時話題となり、『けいおん!』ファンだけではなく作品を知らない人たちにも人気を博しました。
おすすめの京アニ作品【5】『響け!ユーフォニアム』
『響け!ユーフォニアム』は「宝島社文庫」から発売された小説作品で、京アニによって2015年にアニメ化。2016年に第2期が放送され、劇場版も第2作まで公開されました。
北宇治高校を舞台に、かつて強豪であった吹奏楽部で全国大会を目指す少女たちの様子が描かれています。
部内でのいざこざや吹奏楽部で出会う仲間たちの努力と友情、そして各所の情景描写や演出が魅力的です。また、原作の小説ではほとんどのキャラクターが関西弁ですが、アニメでは標準語に変更されています。
おすすめの京アニ作品【6】『氷菓』
『氷菓』は「角川文庫」から発売された小説作品で、京アニによって2012年にアニメ化。2017年には実写映画が公開されました。
無気力男子高生・折木奉太郎(おれきほうたろう)が、古典部の仲間たちといろいろな謎解きに挑戦する様子が描かれています。
何事もほどほどに過ごしたい奉太郎が、ヒロインである千反田える(ちたんだえる)の好奇心から始まる謎の数々に振り回されていく姿が微笑ましい作品です。単純なだけではなくあっと驚くような謎解きや、随所に見られる繊細な描写に目が離せなくなります。
おすすめの京アニ作品【7】『Free!』
『Free!』は「KAエスマ文庫」から発売された『ハイ☆スピード!』を原案にした作品で、京アニによって2013年にアニメ化。2014年に第2期、2018年に第3期が放送され、劇場版も第4作まで公開されました。
泳ぐことが大好きな男子高生・七瀬遙(ななせはるか)が仲間たちとともに大会出場を目指し、絆を深めていく様子が描かれています。
京アニ作品では珍しい男子高生たちをメインとした作品として話題となりました。水泳が題材とあって水の描写がすさまじく、高く評価する声を多く聞きます。魅力的な登場キャラクターたちの体格差の違いや筋肉にも注目です。
おすすめの京アニ作品【8】『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は「KAエスマ文庫」から発売された小説作品で、京アニによって2018年にアニメ化。2019年には劇場版が公開されました。
武器としての自分しか知らなかった少女のヴァイオレット・エヴァーガーデンが、大切な人から贈られた言葉「愛してる」の意味を探す様子が描かれています。
手紙を代筆する仕事の中、誰かが誰かに送る手紙を代筆するたびに知りたかった言葉の意味を知っていくヴァイオレットの成長を見守ります。細部まで繊細に描かれた圧倒的な映像美に最初から最後まで魅了され、涙する作品です。
おすすめの京アニ作品はいかがだったでしょうか?2019年の放火事件以降、制作予定だった作品の一時中止が発表されるなど哀しい出来事も起きた京アニ。国内外問わず多くいる京アニのファンは、また京アニの作品が見れることを願っています。数々の作品を楽しみながら、今後の京アニを応援していきたいですね。