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『はたらく細胞』のキャラクターをおさらい!それぞれの役割など

アニメ第2期の制作も決定した『はたらく細胞』。そんな『はたらく細胞』には、それぞれの特徴が反映された魅力的な擬人化キャラクターがたくさん登場します。今回は、『はたらく細胞』にどんな細胞たちが働いているのか?それぞれの特徴も含め、メインキャラクターたちをおさらいしてみましょう!

『はたらく細胞』とは?

『はたらく細胞』とは、清水茜(しみずあかね)さんによって描かれる擬人化漫画作品です。

人間の体の中に存在する数十兆個もの細胞。細胞はそれぞれどんな仕事をしているのか?人間の身に起きる怪我や病気は体の中でどんな状態になっているのか?など、擬人化された細胞たちの日常が描かれています。

『はたらく細胞』の原作は2015年に『月刊少年シリウス』で連載され、単行本は5巻まで発売中。現在は次回シリーズ構想のために休載しており、単行本6巻の発売も未定となっています。

2018年にテレビアニメ化。放送後には特別編も放送され、2019年に第2期の制作決定が発表されています。そのほかにも、舞台やアプリゲームなどのメディアミックスも幅広く行われている人気作品です。

それでは、『はたらく細胞』に数多く登場する細胞の中でもメインで活躍する細胞たちを見ていきましょう!

アニメ『はたらく細胞』公式サイト

『はたらく細胞』のキャラクター【1】赤血球

『はたらく細胞』で多く登場する赤血球(せっけっきゅう)の一人として登場する女性。
識別番号は「AE3803」。声優は花澤香菜(はなざわかな)さんが担当しています。

配達員のような恰好をしており、箱や台車を使って体の隅々の細胞に酸素や栄養となる食べ物を、肺へは二酸化炭素を運搬する役割を持ちます。

新人として配属されて張り切るものの、極度の方向音痴かつドジっ子。運搬中に道に迷った先で侵入した細菌に遭遇するなど、体の中で日々起こるトラブルによく巻き込まれてしまいます。

『はたらく細胞』のキャラクター【2】白血球(好中球)

『はたらく細胞』で多く登場する白血球(はっけっきゅう)の一人として登場する男性。
識別番号は「U-1146番」。​​​声優は前野智昭(まえのともあき)さんが担当しています。

数種類ある白血球の中で好中球(こうちゅうきゅう)と呼ばれている一種で、体の中に侵入した細菌やウイルスなどの病原体を真っ先に駆除する役割を持ちます。

真面目で面倒見の良い性格をしており、よく遭遇する赤血球にも気さくな人物です。しかし病原体相手には容赦がなく、人が変わったように切りかかっていきます。

『はたらく細胞』のキャラクター【3】キラーT細胞

キラーT細胞(キラーティーさいぼう)のリーダー格として登場する男性。
声優は小野大輔(おのだいすけ)さんが担当しています。

ヘルパーT細胞(ヘルパーティーさいぼう)から命令を受けて現場に急行し、高い殺傷能力でガン細胞などを駆除する役割を持ちます。

筋骨隆々の体育会系で、自身の仕事に誇りを持つ熱い性格をしています。一方で、赤血球と仲良くなっていく白血球を「平和ボケ」と言いながら内心で羨ましがるような一面も。

『はたらく細胞』のキャラクター【4】マクロファージ

マクロファージのリーダー格として登場する女性。
声優は井上喜久子(いのうえきくこ)さんが担当しています。

体内に侵入してきた細菌などを捕まえたり排除する際、対象の免疫情報などを見つけ出す役割を持ちます。

真っ白なエプロンドレスを身に纏い微笑みを浮かべる優しいお姉さんですが、戦闘になると一変。笑顔のまま刃物や鈍器で細菌を排除していく様子は圧巻です。

『はたらく細胞』のキャラクター【5】血小板

血小板(けっしょうばん)のリーダー格として登場する少女。
声優は長縄まりあ(ながなわまりあ)さんが担当しています。

擦り傷などで血管壁などが損傷した際、損傷した箇所に血栓を作って傷口をふさぐ役割を持ちます。

幼い見た目と同様に言動も子供らしく、とても可愛らしい人物です。それでも細胞としての仕事は一人前で、ホイッスルを吹いて他の血小板たちをまとめながらしっかりと役割を果たします。

『はたらく細胞』のキャラクター【6】ヘルパーT細胞

ヘルパーT細胞(ヘルパーティーさいぼう)として細胞たちの司令官を務める男性。
声優は櫻井孝宏(さくらいたかひろ)さんが担当しています。

マクロファージなどから外敵侵入の知らせを受けた際、外敵がどの様なものかなどの情報から戦略を考え、指示を出す役割を持ちます。

仕事中にティータイムを楽しむ少し頼りがいのない緩い人物です。ヘルパーT細胞に分化する以前は、自分にも他人にも厳しいエリートであったとのこと。

『はたらく細胞』のキャラクター【7】樹状細胞

樹状細胞(じゅじょうさいぼう)として登場する男性。
声優は岡本信彦(おかもとのぶひこ)さんが担当しています。

体内に侵入してきた細菌などの情報をヘルパーT細胞などの免疫細胞たちに伝える役割を持ちます。

樹状細胞の一部として存在している大樹の中で仕事をしています。穏やかな雰囲気で一見害のない印象を抱きますが、たまに腹黒い一面などが見え隠れする人物です。

『はたらく細胞』のキャラクター【8】B細胞

B細胞(ビーさいぼう)として登場する男性。
声優は千葉翔也(ちばしょうや)さんが担当しています。

抗体産生細胞(こうたいさんせいさいぼう)とも呼ばれており、細菌などの抗原に対する抗体を作り出して駆除する役割を持ちます。

明るい性格の熱血漢で、駆除の際には大きなタンクを背負って広範囲の駆除を行います。マスト細胞(マストさいぼう)とはとても仲が悪く、とある一件では激しい口論を繰り広げました。

『はたらく細胞』のキャラクター【9】マスト細胞(肥満細胞)

マスト細胞として登場する女性。
声優は川澄綾子(かわすみあやこ)さんが担当しています。

体の損傷などの際にヒスタミンやロイコトリエンを分泌し、白血球たちに異常を知らせて呼び寄せる役割を持ちます。また、B細胞が作成するIgE抗体などの刺激に反応して、同じくヒスタミンなどを分泌することでアレルギー反応を引き起こすことも。

「肥満細胞(ひまんさいぼう)」と呼ばれることを非常に嫌っています。生真面目ゆえに融通の利かないマニュアル人間で、そのことが原因で一般細胞から苦情が来ることも。

『はたらく細胞』のキャラクター【10】NK細胞

NK細胞(ナチュラルキラーさいぼう)として登場する女性。
声優は行成とあ(ゆきなりとあ)さんが担当しています。

体の全身をパトロールし、がん細胞やウイルス感染細胞などを捜索。見つけ次第攻撃して駆除する役割を持ちます。

姉御肌で攻撃的な性格をしており、パトロールの際に居合わせたキラーT細胞をからかうなど、気の強い姉御肌です。戦闘能力は精神面に左右されやすく、ストレスを感じると途端に弱くなってしまうという欠点も。

『はたらく細胞』のキャラクター【11】好酸球

好酸球(こうさんきゅう)として登場する女性。
声優はM・A・O(まお)さんが担当しています。

白血球の一種で、細菌に対しては弱いものの、寄生虫に対して高い戦闘能力を発揮。寄生虫の駆除や防衛を行う役割を持ちます。

表情が少なくクールな性格ですが、自身では敵わないと分かっていながらも一般細胞を守るため細菌へ立ち向かう正義感の強さや、褒められると照れてクールな表情を崩してしまう可愛らしい一面も。

『はたらく細胞』のキャラクター【12】記憶細胞

記憶細胞(きおくさいぼう)として登場する男性。
声優は中村悠一(なかむらゆういち)さんが担当しています。

過去に体の中に侵入してきた抗原の免疫を記憶しており、同じ抗原が侵入してきた際にB細胞の抗体作成を補佐する役割を持ちます。

思い込みが激しく先走ってしまう性格で、過去に起きた出来事を未来予知だと早とちりして騒いでしまうなど、肝心なところで自分の世界に入ってしまう少し残念な人物です。

『はたらく細胞』のキャラクター【13】好塩基球

好塩基球(こうえんききゅう)として登場する男性。
声優は杉田智和(すぎたともかず)さんが担当しています。

白血球の一種で、特定の外敵と出会うとヒスタミンなどを放出しアレルギー反応を引き起こします。また、対象の居場所を好中球や好酸球に伝えて呼び寄せる役割を持ちます。

目以外の部位を布で覆い、回りくどく難解な言い回しの言語で喋るミステリアスな人物です。ちなみに、誰にも分からない好塩基球の言葉を好酸球だけは理解できている様子。


『はたらく細胞』のキャラクター紹介はいかがだったでしょうか?制作が決定しているアニメ第2期でも、今回ご紹介した細胞たちをはじめとした多くのキャラクターが活躍することでしょう。舞台のキャストや第2期の放送日、連載に関するお知らせなど、『はたらく細胞』の最新情報が気になる方は公式サイトやTwitterなどをチェックしてみることをおすすめします。