声優の日高のり子さんは、1962年5月31日生まれの東京都出身です。
声優以外には女優、ナレーター、ラジオのパーソナリティーとしても活動し、元アイドルとしての経歴もあります。
日高のり子さんの下積み時代は長く、芸能界で一皮剥けない状況だった際に両親から就職することを勧められた際、担当していたラジオ番組にリスナーから「声に特徴があるので声優に向いているのでは」とのメッセージが届いたことで、声優業を意識するようになりました。
その後、日高のり子さんは苦労を重ねて声優としてのキャリアを積み、現在に至ります。
声質もかわいい少女の声から、低めの大人の女性まで幅広く演じ分けます。
SNSは公式Twitterを開設しており、日高のり子さんの公式ブログやインスタグラムなどはないようです。
※Wikipediaより
声優・日高のり子の代表作7選!犬夜叉や名探偵コナン、タッチなど

大御所声優の日高のり子(ひだかのりこ)さんは、大ベテランとして知られています。元アイドルという経歴を持つ日高のり子さんですが、代表作にはどのようなものがあるのでしょうか。今回は日高のり子さんが演じた人気キャラ7選をご紹介します。
【目次】
日高のり子のプロフィール
「ボク、豆苗くんです♪」
— 日髙のり子 (@nonko_hidaka531) February 25, 2020
今朝は豆苗くんの声も!#あさイチ #豆苗くんとわたし pic.twitter.com/S2KWTZcWAe
日高のり子の代表作【1】『タッチ』浅倉南役
続いては、日高のり子さんの代表作となるキャラクターについてご紹介します。
まず、日高のり子さんの名前を聞いて、大ヒット作『タッチ』の浅倉南役を思い浮かべる方はかなり多いのではないでしょうか。
当時の日高のり子さんは声優としてのキャリアも少ない中でヒロイン役に抜擢され、厳しい演技指導を受けながら浅倉南を演じていました。
浅倉南は勉強も運動もでき、男女を問わず人気のある美少女です。
幼馴染で双子の上杉兄弟とテレビで甲子園中継を観ていた時に強い憧れを抱き、上杉和也に「私を甲子園に連れていって」とお願いします。
そして、あの名場面へと繋がっていくのです……。
浅倉南役で日高のり子さんの名は一躍有名になり、その後の活動にも大きな影響を与えました。
日高のり子の代表作【2】『となりのトトロ』草壁サツキ役
子どもの時にしか会えないと言われる不思議な生き物との交流を描いたジブリアニメ『となりのトトロ』。日高のり子さんはしっかり者の姉・草壁サツキ役を演じました。
草壁サツキは入院中の母親に代わって家事をこなし、幼い妹・草壁メイの面倒もよく見る女の子です。
「聞き分けが良すぎる」と母親から言われるほど良い子で責任感も強く、当初は小学4年生の設定でしたが、あまりにしっかりしていたことから小学6年生に設定が変更となりました。
日高のり子さんのハリがあって透明感のある声がとてもマッチしたキャラです。
日高のり子の代表作【3】『らんま1/2』天道あかね役
ヒットメーカー・高橋留美子(たかはしるみこ)さん原作の『らんま1/2』。日高のり子さんが演じたのはヒロインの天道あかね役です。
同作は笑える格闘漫画として内容もバラエティに富み、出演キャラクターも愉快なものが多く、人気があります。
天道あかねは運動神経が良く、無差別格闘天道流の使い手でもあります。
許嫁で主人公の早乙女乱馬の前ではなかなか素直になれず、常に喧嘩になってしまいますが、日高のり子さんの気が強い部分と優しい部分の演じ分けがとても素敵です。
『らんま1/2』は現在大ベテランとなった声優が多く新人として出演しており、山口勝平(やまぐちかっぺい)さん、林原めぐみ(はやしばらめぐみ)さん、高山みなみ(たかやまみなみ)さん、山寺宏一(やまでらこういち)さんらが出演しています。
日高のり子の代表作【4】『犬夜叉』桔梗役
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戦国御伽草子『犬夜叉』では、ヒロインの一人である桔梗役を演じた日高のり子さん。
大人しくても元気いっぱいな女の子を演じることが多かった日高のり子さんですが、桔梗は打って変わって冷静沈着なキャラであり、低めの声で話します。
主人公の犬夜叉のことを憎んでいる描写が多く、二人の間には長い間に渡って因縁がありました。
しかし、真実が明るみになった時、「半妖」と「人間」の二人が互いを思いやっていたことに驚いたファンも多かったのではないでしょうか。
日高のり子の代表作【5】『名探偵コナン』世良真純役
アニメ『名探偵コナン』で、日高のり子さんは重要な鍵を握るキャラクターの一人である世良真純役を担当しています。
世良真純はヒロインである毛利蘭が通う高校に編入してきた少女で、見た目も性格もボーイッシュでサバサバしています。
兄が二人いますがそのうちの一人が赤井秀一であり、現在は謎の少女とホテルで生活を送っています。
主人公・工藤新一と幼少期に出会っていますが、その話は原作・アニメともに「永久保存版」だとファンから言われるほど評判の良いストーリーでした。
日高のり子の代表作【6】『ONE PIECE』ベルメール役
国民的アニメ『ONE PIECE』では、航海士・ナミの育ての親であるベルメール役を演じた日高のり子さん。
海兵として戦場で戦っていたベルメールは、瀕死の重傷を負って「とうとう死ぬ時が来た」と思った時、赤ん坊だったナミを抱えた3歳のノジコ(ナミの義姉)に出会います。
ベルメールは親がいない二人を独身のまま引き取り、豊かな生活とはほど遠くとも幸せに暮らしていました。
最後は非業の死を遂げるベルメールですが、命をかけて子供たちを守る日高のり子さんの演技を涙なくしては視聴することができません。
『ONE PIECE』のキャラクターたちの多くは母親と悲しい別れを経験していますが、その中でも「ナミの話は特に辛い」とファンの間では有名です。
日高のり子の代表作【7】『トップをねらえ!』タカヤノリコ役
アニメ『トップをねらえ!』で、日高のり子さんはタカヤノリコ役を演じています。
タカヤノリコはグラウンドを50周も走れるほどズバ抜けた体力とスタミナを持っていますが、性格は泣き虫で臆病なところがあり、マシーン兵器も上手く動かせないために落ちこぼれ扱いされていました。
その後、多くの苦難を乗り越えて成長する姿が見どころなので、SFロボットアニメが好きな方にはおすすめです。
日高のり子さんはキャラクターだけでなく、「ETCカード」のナビゲーターや『仮面ライダーゼロワン』のAIの声、『PSYCHO-PASS サイコパス』のドミネーター(シビュラシステム)役、『サクラ大戦』のエリカ・フォンティーヌ役なども担当しています。
大御所声優の日高のり子さんは、『タッチ』『となりのトトロ』『らんま1/2』『犬夜叉』『トップをねらえ!』など様々な代表作がある他、ETCカードのナビゲーターの声も担当しています。日高のり子さんは高くてハリのある少女の声も、低めで落ち着いた女性の声も美しいので、それぞれのキャラクターの声を聞き分けてみるのも楽しいですね。